この記事では、親御さんと離れて暮らす方向けに、東京都江東区の高齢者の見守りサービスについてご紹介します。
江東区の自治体の見守りサービスもありますが、有料の見守りサービスを導入することで、親御さんも、ご自身もさらに安心することができます。
離れていても親御さんのことを見守りたいという方は、ぜひ参考になさってください。
江東区の高齢者見守りサービスまとめ
- ホームセキュリティ(複合的に見守ってくれる)
- センサー型サービス
- 訪問型サービス
- 通報型サービス
- カメラ型サービス
- 家電型サービス
高齢者の見守りサービスは、どんなことが心配で、どんなサービスを受けたいかによってさまざまです。
実際に自宅に定期的に行ってくれて安否確認を行ってくれるものから、実際の生活の中で、異変を察知して通知してくれるものまであります。
それぞれの特徴やおすすめのサービスをご紹介していきますね。
1:ホームセキュリティ
見守りサービス |
一戸建て | マンション | 駆けつけサービス | ネット環境 |
アルソック | 〇 | 〇 | 〇 | 不要 |
セコム | 〇 | 〇 | 〇 | 不要 |
セントラル警備保障 | 〇 | ー | 月額330円〜追加可能 出動1回5,500円 |
必要 |
全日警 | 〇 | ー | 〇 | 必要 |
コスモホームセキュリティ | 〇 | 要問合せ | 〇 | 必要 |
国際セーフティー | 〇 | ー | 〇 | 必要 |
リーフィー | 〇 | 〇 | 月額1,100円で追加可能 出動1回14,300円 |
プランによって異なる |
ホームセキュリティは、家の「安全」と「安心」を保ってくれるサービスです。
他の「見守りサービス」と比べて、お値段は高いイメージがありますが、トラブルが起こったときにすぐに対応してもらえるというメリットがあります。
遠くに住んでいてすぐに駆け付けられないという場合でも、鍵を預けられるのでいざという時に、自宅の中まで入り対応してもらえるのも心強いです。
人気1位:サービスをカスタマイズできる「アルソック」
- 2,300か所の待機所から駆けつけてくれる
- 看護師資格を持つスタッフが常駐していて、ちょっとした体調の変化もいつでも相談できる
- あらかじめ持病やかかりつけの病院などの情報を登録ができる
- 初期費用0円プランがある
- 必要なサービスをカスタマイズすることができる
アルソックでは、もしもの場合の駆け付けや、体調に関する相談などのサービスが含まれています。
あらかじめ持病やかかりつけの病院などの情報を登録ができるので、救急隊員にしっかりと引き継いでくれるのも安心です。
駆け付けの際には、預けておいた鍵で室内に入って対応してくれる点も安心できます。
アルソックは、基本はパネルに収まっているのですが、ライフスタイルによってオプションをつけられるので、ご両親のライフスタイルでカスタマイズすることもできます。
機器購入とレンタルを選ぶことができて、購入となると月額料金は1870円ですが、初期費用が66,000円と高くなってしまいます。
初期費用を抑えたい方は
- 初期費用13,200円/月額費用2,750円
- 初期費用無料/月額費用2,970円
といったレンタルプランもあります。
人気2位:業界トップ「セコム」
- 業界最多の拠点数とホームセキュリティの契約数業界トップ
- ペンダントを握るだけでセコムに連絡ができる
- 何か起こる前にアクションを起こすことができる
- 専用アプリから親を見守ることができる
- 24時間看護師に電話相談ができる
セコムは拠点数も規模も業界トップ。
一番の特徴は、ペンダント型の「マイドクター」。
ペンダントを握るだけで、セコムに緊急信号を送ることができます。
- 自宅の訪問者に不審感を抱いたとき
- 「庭で何か物音がして怖い」と感じたとき
病気やけがで動けなくなった以外にも、怖いと感じた時にすぐに助けを求めれるというサービスは、親御さんも私たち子供も安心です。
そういったサービスが充実しているので、料金が高額になっています。
ちなみに、レンタルの場合で月額4,840円/初期費用68,400円(税込)、買取の場合は月額3,300円・初期費用211,640円(税込)となっています。
人気3位:サービスの幅が広い「セントラル警備ホームセキュリティ」
- 4つのプランからご自身に合ったプランが選べる
- 月3,300円から始められる
- 交通系ICカードを使って入室管理ができる
- 駆けつけは月額料金とは別に1回ごとに5,500円かかる
センントラル警備保障のホームセキュリティは、ライフスタイルに合わせた保障内容や料金設定ができ、ホームセキュリティのハードルが高いと感じていた方も利用しやすくなっています。
侵入・非常・緊急・火災・ガス漏れ・ライフリズムと6種類の異常を監視してもらえるのも安心ポイントです。
ただアルソック、セコムと比べると拠点数が少ないので、緊急時のかけつけに時間がかかる可能性があったり、プランによっては駆けつけの料金がかかってしまうというのがデメリットです。
2:センサー型サービス
センサー型サービスは、トイレやお風呂など毎日使う場所にセンサーを設置します。
たとえばトイレなどに設置して、一定時間センサーに反応がなければ、家族の元へ通知がいき、スタッフが自宅へ駆けつけてくれるサービスもあります。
しかし、いつトラブルに巻き込まれたか、いつ倒れたかなどリアルタイムに分からないデメリットがあります。
人気1位:ハローライト電球で見守り「くろネコの見守りサービス」
クロネコ見守りサービスハローライト訪問プランは、トイレや廊下など毎日使用する電球を「ハローライト電球」に交換して見守るサービスです。
一定以上電気のON、OFFがないと異常を検知すると通知が届きます。
通知先の方からの依頼があればヤマト運輸のスタッフが代わりに自宅に駆けつけてくれます。
月額1,078円と続けやすいのですが、対応時間が、営業所の営業時間となっているので、深夜、早朝の対応ができないのがデメリットです。
人気2位:消費電力をチェック「お元気安心システム」
ネットミルの「お元気安心システム」は、自宅にネットミルを設置して電力消費をチェックし、異常があれば家族にメールで通知するサービスです。
電力消費のデータは1日24回「見守りセンター」に送られ、生活リズムを解析されます。
そのパターンに反して「この時間に電力がまったく使われていない」などの変化があれば、早期に察知して対応しようという仕組みです。
本体価格は30,000円~/月額:3,000円〜と高めで、駆けつけサービスはありませんが、親御さんの生活リズムを把握した上で、見守ってくれる点では案損です。
人気3位:無料のサービスが嬉しい「パルシステムの見守り安心サービス」
パルシステムでは、サービス利用者対象に、見守りサービスを無料で提供しています。
親御さん、ご自身がパルシステムを利用するのが条件で、毎週のお届け状況などについてメールで知らせてくれます。
また、見守り対象者が倒れてしまっているような緊急時や、先週お届けした商品が放置されていたり、郵便物がたまっているなど異変を察知した際に、九州社や警察への連絡など通報を行ってくれます。
江東区の自治体や企業の見守りサービス
江東区では、長寿応援課地域支え合い係が窓口(電話:03-3647-9247)となって高齢者のサポートを行っています。
見守りサービスを中心にご紹介します。
緊急通報システム
「緊急通報システム」は、65歳以上のひとり暮らしの方などを対象に、緊急時にボタン等を押すと警備会社へ自動的に通報できる装置を設置するサービスを提供しています。
万一のときボタンを押すと24時間受付の受信センターへ届き、救急訓練を受けた警備員などが駆けつけ、状況によっては救急車の手配も行います。
またサービスには緊急通報システム以外にも
- 緊急通報システム(ペンダント型)
- 火災、ガス感知器
- 生活リズムセンサー
なども一緒に手厚いサポートが受けられるようになっています。
利用者負担月額1,500円(住民税非課税者は750円、生活保護受給者は利用者負担免除)
声かけ訪問
「声かけ訪問」は、安否確認及び孤独感の緩和を目的として、週3回程度、乳酸菌飲料を持ってご自宅に訪問し、声掛けしてくれるサービスを行っています。(土日・祝日・年末年始除く)
友愛実践活動
「声かけ訪問」は、老人クラブの会員が訪問し、安否確認のための声かけや話し相手、日常生活の援助などをします。
なかなか外出できない方や、大勢でのコミュニケーションが苦手な親御さんにおすすめです。
電話訪問
「電話訪問」は、安否確認及び孤独感の緩和を目的として、週1回自宅に電話をしてくれるサービスを行っています。(土日・祝日・年末年始除く)
食事サービス
「食事サービス」は、食事作りが困難な熟年者が、健やかに生き生きとした生活ができるように、配食サービスを実施しています。
定期的に昼食または夕食を配食することで、「食」の安定を図るとともに、安否の確認を行ってくれます。
1食につき300円~500円となっています。
ごみ出しサポート
「ごみ出しサポート」は、ごみを集積所まで持ち出すことが困難で、身近に協力者がいない方に玄関前からごみの収集を行ってくれるサービスがあります。
数回にわたってごみ出しがない場合は、安否確認のため関係者に連絡してくれます。
この記事のまとめ
この記事では、江東区の高齢者見守りサービスについてご紹介しました。
見守りサービスはニーズによって色んなサービスを提供していて、何かあった時に駆けつけてくれるサービスから、ライフスタイルに溶け込んださりげない見守りまでありました。
見守りサービスは月額料金がかかるものがほとんどなので、しっかり検討した上で、また親御さんのストレスにならないサービスを選択するといいでしょう。
離れて暮らすご両親と、ご自身が毎日安心して過ごせるサービスを選んでくださいね。